保育士を目指している学生の方、実習はもう経験しましたか?
学校の仲間と離れ誰も知らない園で2週間を過ごす。
これだけで気持ちはナーバスになりますが、
憂鬱な気持ちでいても実習の初日はやってきます。
反対に言えばどんなに憂鬱でも2週間頑張ればちゃんとゴールにたどり着きます。
どんな心持ちでいても2週間という期間は変わらないのであれば
少しでも自分にとってプラスとなる時間にしてしまいしょう。
実習スタート!
まず、事前の打ち合わせでどこのクラスに配属されるか教えてもらいます。
2週間同じクラスに入る事もありますし、
全クラスを見られるように2日おきにクラスが変わる事もあります。
それは実習先の園の指示に従いましょう☆
実習時の服装や持ち物について
【服装】
・スーツ(園に着いてからはTシャツ&ジャージ等動きやすい服装で)
・エプロン(エプロンを使用しない園もありますので事前に確認しましょう)
※エプロン着用の際はフェルトなどで作った名札を縫い付けていく方が多いです★
・髪が長い方は、保育の邪魔にならないよう束ねていきましょう。
【持ち物】
・筆記用具(ハサミやノリなども筆箱に入れておくと◎)
・印鑑(出勤簿に必要です)
実習ってどんな事をするの?
基本的には保育士の動きや子どもの様子を観察して1日を過ごします。
ただ、実習生は決して「お客様」ではなく
「現場を見て学ぶ」という立場。
ただゆったりと観察して1日を終えるのではなく
積極的に子どもと関わったり、手伝えそうな部分があれば自分から保育士に声を掛けたりと
受け身にならないように気を付けましょう。
子どもの前で何か披露するの?
手遊びや絵本の読み聞かせ等、
実際に子どもの前に立って実習生が行う事もあります。
保育士から「ちょっと手遊びお願いしてもいい?」なんて
突然声がかかる事もあるかもしれません。
保育士が見ている中で手遊びをしたり絵本の読み聞かせをしたりするのは
最初は緊張すると思います。
が、「ちょっと絵本読んでみる?」と声を掛けられた時に
「いや、大丈夫です」と断るのはできれば避けましょう!
現場の先生たちは日常業務の中で実習生を受け入れ指導をしてくれています。
その中で少しでも学びになれば…という思いで
声を掛けてくれる事がほとんどなので、
緊張するかもしれませんが、せっかくのチャンスです。
挑戦してみましょう!!
突然の振りにも慌てる事のないように以下のことを心がけましょう。
- 手遊びはいくつか準備しておく
- 絵本の準備をしておく
- どんな風に手遊びを始めているのか、絵本を読み始めているのか、保育士の動きを事前によく観察しておく。
時系列をたどるメモに追われて肝心な部分を見落とさないように気を付けて
実践に役立てて下さいね。
実習日誌について
実習生が1番頭を悩ませるのが、この実習日誌だと思います。
日誌の書式は学校によって微妙に違うんですよね。
でも書く内容としては大きく変わらず
子どもの姿・保育者の援助・環境構成・実習生の気付きなどになるかと思います。
時系列を追って書く事はもちろんですが
保育者はどんな言葉掛けをしているのか、
それはどんな意図を持って行われているのか
考えながら記入してみましょう。
見たままをただ書いても意味のある日誌にはなりません。
毎日同じような事をしているようでも
子どもの様子はいつも同じとは限らず
それに応じる保育士の声掛けや関わり方も変わってくるはず。
時系列を追うよりも大事な子どもの様子や保育者の援助をより深く
観察できるようにしましょう。
とは言え、一生懸命書いても沢山チェックが入ってくる可能性も
大いにあります。
悔しさを感じる事もあるかと思いますが
どこが足りなかったのかもう1度振り返って改善させていきましょう。
事前に日誌の書き方について予習しておくのも大事です。
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私も実習日誌には悩まされたなぁ。
慣れない場所に9時間いた上に家に帰ってあの量の実習日誌を仕上げてくる。
いやぁハードだよね。
そこで色々指摘されたらめげるのも無理ないよな…。
でもそのハードな中でそれをこなす自分自身を
沢山褒めてあげようね!!!!
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