発達障害に関する情報が多くある中最近耳にする機会の増えた「自閉症スペクトラム」。
- 自閉症スペクトラムって何?
- 自閉症とは違うの?
といった疑問を感じる方も多いのではないでしょうか?
現在児童発達支援施設で勤務しながら勉強中の身でもある保育士15年目の私と一緒に学んでいただけると嬉しいです。
ちょいちょい主観も入ります。
自閉症スペクトラムとは?
自閉症や自閉症の仲間の事を「自閉症スペクトラム」と呼ぶ事が増えてきました。
「スペクトラム」とはなんぞ??
「スペクトラム」とは集合体を意味します。
「自閉症の仲間」とはなんぞ??
自閉症の仲間には以下のもの等が挙げられます。
- 知的障害を伴う自閉症
- 高機能自閉症
- アスペルガー症候群など…
自閉症の仲間たち→「自閉症スペクトラム」
以前は、上記を例にして、自閉症をいくつかの種類に分ける事が一般的でした。
ですが、自閉症の特徴を持つ事は共通しているという事から、ひとつの集合体として対応していこうと考えられるようになってきたそうです。
「自閉症の特徴」とは代表して下記のものが挙げられます。
- 対人関係の難しさ
- こだわり
自閉症スペクトラムとは「症状」ではなく「性質」
ここはとても大切なことかもしれません。
「自閉症スペクトラム」自体はが障害というわけではない。
病気の症状というとらえ方ではなく、その人特有の特性・性質と考えた方が◎
特性・性質が生活に良い影響を与える事もあれば、そうでない場合もある。
ほんの一例ではありますが、こだわりが強いがゆえに素晴らしい作品を作る事ができるという場合もあれば、こだわりが強いがゆえに生活のしにくさを感じる事もあるのではないかと思います。
特性・性質によって生活に支障をきたす
↓
それが原因となりストレスを募らせ心身への不調をきたすなどの二次的な問題が起こる
こうした問題を防ぐことが自閉症スペクトラムの対応の基本だというのです。
まとめ
- 自閉症スペクトラムとは自閉症の仲間をひとつのまとまりとして考えた呼び方
- 自閉症スペクトラム自体が障害なのではなく、その人特有の特性・性質といったとらえ方が◎
- 特性・性質によって引き起こされる二次的な問題を防ぐことが自閉症スペクトラムの対応の基本
ざっくりではありますが、自閉症スペクトラムについて触れてみました。
まだまだ勉強中なので細かく見ていくと疑問に感じる事もちょこちょこと出てきます。
でも学んで知っていく事で目の前の子どもたちへの支援に役立てていきたいと思う日々です。
こうして言葉や文章に残す事でどなたかとシェアできたり、自分自身の学びを深めるきっかけにできたらいいなと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました!!
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この本を参考に記事を書きました。
私の記事を読むより正しく早く学べると思うので(笑)良かったら読んでみて下さい♪
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