愛犬との別れを機に保護犬カフェに出会った私。
保護犬カフェに通ううちに出会ってしまったフレンチブルドッグ。
今まで興味を持ったことも触れ合った事もない犬種でしたが、クールに見えて甘えん坊なギャップにはまってしまい、会いに行っては「あ~飼いたい」が口癖になっています。(笑)
「いつか家族になるかも!」と、ここ最近フレンチブルドッグについて調べる事が増えたので、フレンチブルドッグを家族に迎え入れたいと思う方とシェアできたら…と思い記事を書いております。
今回はフレンチブルドッグ第4弾。フレンチブルドッグがかかりやすい病気のひとつ「皮膚炎」についてお伝えします。
フレンチブルドッグは皮膚が敏感で、さまざまな皮膚炎を引き起こしやすい犬種です。
皮膚炎は、かゆみ、発赤、脱毛などの症状を引き起こし、犬にとって非常に不快な状態です。
症状や対策について知る事で、これから家族になったフレンチブルドッグや、すでに家族として過ごしているフレンチブルドッグがより健やかに過ごせたら嬉しいです。
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第2段【フレンチブルドッグとパグの違い】選ぶ前に知っておきたい事!
フレンチブルドッグが引き起こしやすい皮膚炎
1.アトピー性皮膚炎
「アトピー性皮膚炎」と聞くと人間の疾患のイメージが強いですが、犬もなる事があるんですね。
アトピー性皮膚炎とは、環境中のアレルゲンに対するアレルギー反応によって引き起こされます。
環境中のアレルゲンとは花粉・ハウスダスト・カビ・ダニなどを指します。
症状
- かゆみ
- 発赤
- 湿疹
- 細菌や酵母菌による二次感染
対策
・アレルゲンの特定と回避
獣医によるアレルギーテストで特定のアレルゲンを見つけ、できるだけ回避する。
・環境管理
家の中を清潔に保ち、発生を抑える。
・薬物療法
抗ヒスタミン薬やステロイド、免疫抑制剤を使用して症状を管理する。
・皮膚ケア
保湿シャンプーやアトピー専用のスプレーを使用して皮膚のバリア機能を強化する。
2. 食物アレルギー
人間と同じで、特定の食材に対するアレルギー反応によって皮膚炎が引き起こされることがあります。
症状
- かゆみ
- 発赤
- 下痢や嘔吐(消化器症状)
対策
・食事の見直し
アレルギー源を含まない食事にする。除去食試験を行い、特定のアレルゲンを排除する。
・アレルギー検査
獣医による血液検査や除去試験を行って、アレルギーの原因となる食材を特定する。
3. 接触性皮膚炎
特定の物質に触れることで皮膚炎が発生することがあります。一般的な原因には、化学物質、洗剤、植物などが含まれます。
症状
- かゆみ
- 発赤
- 湿疹
- 水疱
対策
・原因物質の特定と回避
どの物質が反応を引き起こしているか特定し、それを避ける。
・皮膚ケア
刺激の少ないシャンプーやクリームを使用する。
4. 皮膚感染症
細菌や酵母菌(マラセチア菌)による感染が皮膚炎を引き起こすことがあります。
症状
- かゆみ
- 発赤
- 膿が出る
- 脱毛
対策
・獣医の診察
感染が疑われる場合は早急に獣医に相談する。
・抗生物質や抗真菌薬の使用
獣医の指示に従い適切な薬を使用する。
・定期的なシャンプー
感染予防のために抗菌・抗真菌薬シャンプーを使用する。
フレンチブルドッグの皮膚炎対策
定期的なシャンプー
敏感肌用やアレルギー対応のシャンプーを使用し、皮膚のバリア機能を保ちます。
定期的なシャンプーは、皮膚の清潔を保ち、感染を防ぐのに役立ちます。
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バランスの取れた食事
アレルギー対応のフードやサプリメントを使用し、栄養バランスを整えます。
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オメガ3脂肪酸やビタミンEなど、皮膚に良い成分が含まれた食事を選びます。
環境の清潔さを保つ
家の中を清潔に保ち、アレルゲンの発生を抑えるために定期的な掃除を行います。
空気清浄機を使用することも有効です。
定期的な獣医のチェック
定期的に獣医の診察を受け、早期発見・早期治療を心がけます。
まとめ
フレンチブルドッグは皮膚が敏感で、さまざまな皮膚炎に悩まされることがあります。
適切なケアと対策を講じることで、皮膚炎のリスクを減らし、健康な皮膚を保つことができます。
愛犬の皮膚に異常を感じた場合は、早めに獣医に相談し、適切な対応を行いましょう。
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